街の傾向を探りマーケティングを行う

2011.09.30

予測とは、過去に起きた事象の因果関係や相関関係の根拠を、論理的に突き詰めて考察していくことです。そこに法則性を見つけ、それを未来へ応用することです。さて、街の傾向を探りマーケティングを行うときには、仮説を検証するために統計手法を使います。仮説が正しいか否かを、現象の因果関係に明確な傾向が現れるか否かによって、検証するためです。また、その傾向が現れるまでのマクロ的な社会現象を知ることも必要です。たとえば、回帰分析という定量分析の手法で考えてみましょう。座標の横軸に変数を置き、縦軸に値を置く、いわゆる回帰分析という統計手法を利用する場合には、相関関係(=因果関係)の精度を確かめる係数を確認します。それを決定係数といいます。この決定係数が低い場合、「相関関係が低い」と解釈されます。座標上の調査サンプルが分散している状態です。逆に数値が一定の範囲に束になれば、「相関関係がある」と解釈されます。そうして、回帰式という関数になります。ここで数学的な話を詳しく述べるつもりはありませんが、また私にその資格があるとも思えませんが、そういう観点からすると、人口の増減に関する変数を横軸に置き、値(価値)には賃料を入れて、自分で調べることもできます。これは、パソコンでエクセルなどの表計算ソフトを使えば、自動的に計算してくれます。そうすると、従来、適当なイメージで語られてきたことの真相が見えてきます。むしろ「資産価値が低いエリアほど、人口が急増することも少なくない」というようなこともわかってくるのです。

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